文法について

「文法って勉強しなきゃいけないんですか?」と聞かれることがあります。答えはYESです。何故なら、母国語以外の言葉を学ぶためにはその言葉のルールを知らなければならないからです。でもそれは、ルールを「暗記」することではないと思っています。

一番効果的なのは、「これはどうしてこうなるんだろう」と疑問に思った時に調べてみることですね。自分で苦労して覚えたことが一番覚られます。

私も高校のときは文法の授業が全然面白くなかったです。先生に質問しても「うーん、これはそうなっているんです。とにかく覚えて下さい!」と言われてしまって、「そりゃないでしょう!」と、毎回モヤモヤが残っていました。

つい最近、生徒さんからこんな質問をされました。

他の先生に「黒く長い髪」と言おうとして英語で「Black longhair」と言ったら、「英語ではBlack long hair とは言わない。正しくはLong black hairだ」と言われた。でも理由を聞いても「説明は難しい」と言われた。なんか腑に落ちないとのこと。

ハイ、その「腑に落ちない」感覚、とても大事です!

なぜBlack long hairが×なのか、わかりますか?

実は日本語と違い、英語では形容詞の順序が決まっているのです。

形容詞の順序
1)主観的意見
2)大きさ、古さ、形態
3)色
4)原産地
5)材質
6)目的、種類
7)修飾される名詞

少し難しい話になりましたが、要は主観的意見の方が先に来るということです。

ではここでクイズです。「小さな可愛い猫」は英語ではどうなるでしょうか?

「これはそうなっているんです!」と言われるとなんだか腑に落ちないのに、理由を説明されると一気に腑に落ちる……。それはやはり、大人が「外国語」(母国語以外)を学ぶときには論理的な説明が必要だということの証しなのかなと思います。

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